
仕事から夜遅くの帰宅。疲れたせいでクレンジングでメイクを落とすことなく、お風呂場で洗顔で済ませている女性は意外に多いようです。「石鹸でメイクも一緒に落としているから、毎日クレンジングはしていない」とクレンジングを単なる洗顔だとして捉えている方は要注意です。クレンジング商品は各化粧品メーカーが最新の技術をもってして商品開発に取り組んでいるので、石鹸にはない効果と技術があります。
今回はクレンジングの効果や必要性をご紹介します。クレンジングは必ず毎日やってくださいね。
クレンジングと石鹸の効果の違い。クレンジングは必ず必要な理由

石鹸を泡立ててしっかりと洗顔すれば、クレンジングと同様に化粧はすべて落ちている気になりますよね。確かに鏡でみた表面上は違和感がありません。しかし、実は化粧とクレンジングでは決定的に効果や役割が異なるのです。クレンジングを毎日やっていない、クレンジングの効果や必要性がいまいちピンとこないという方は、今回の記事をしっかりと呼んでください。
石鹸は汚れを落とす。クレンジングは化粧を落とす。効果と必要性がまったく違う

石鹸は界面活性剤と呼ばれる洗浄成分を使い、肌表面に溜まった埃や汚れ、小さなゴミなどを洗い落とすことができます。そのため表面に付着しているファンデーションなどメイクも落とすことはできるのですが、石鹸に含まれている成分の粒子は一粒が大きいため、毛穴奥のメイクまで洗い流すことができません。
一方でクレンジングはメイクを落とすために開発された化粧品なので、粒子が小さく毛穴の奥からメイクの残りを浮かび上がらせて落とすことができます。化粧水と美容液では必要とされる成分と効果が違うように、石鹸とクレンジングも求める効果は全く異なることが分かります。そのため、毎日やるべきクレンジングを怠っている、もしくは石鹸で済ませている人は黄色信号です。
クレンジングではなく石鹸を使っている人は要注意効果を感じたいなら、毎日やろう

では、クレンジングは毎日やるべきことなのでしょうか?答えは絶対に「YES」。仕事で忙しかったり、夜遅くの帰宅ですぐにでもベッドに飛び込みたい気持ちは分かりますが、「クレンジングでメイクだけは落とすこと」は徹底して身に着けるのが、アンチエイジングの基本となります。20代のうちは平気でも、30を過ぎると徐々に肌に溜まった負担が表面にあらわれはじめます。まだ10代、20代の若いときからしっかりとクレンジングによるスキンケアをしておけば、30代、40代以降の肌トラブルも未然に防ぐことができますし、老化を遅らせる手立ての一つともなります。
クレンジングさえ毎日やれば、他のスキンケアは必要とないと言う人もいるほど。毎日やれば、必ず効果は出てきますので、まずは1か月頑張ってみてはいかがでしょうか。
効果てきめん!お風呂でメイク落としできるクレンジング製品

日本の現代社会で働く女性におすすめなのが、「お風呂で使えるクレンジング」です。一般的な知識として、クレンジングは水と混ざると効果が薄くなってしまうことが挙げられます。これでは仮に毎日休みなくクレンジングをしていても、効果は不十分です。
しかし、日本メーカーの化粧品科学は世界でも最先端をはしっていて、一部のクレンジング商品の中にはお風呂に入浴中にも使うことができるタイプもあります。お風呂で入浴と同時にメイク落としも終えたい方は、お風呂でも使えるクレンジング製品を選んでみてください。
クレンジングを毎日やる必要性を再認識して

もしメイクをしたのであれば、必ず毛穴奥の目では見えないところにファンデーションの粉が溜まっているものです。特に最近のファンデーションは化粧落ちしないように肌への付着が強くなっているので、石鹸で洗い落とすことは到底できません。「毎日メイクをするのであれば、毎日クレンジングをする」ことを心がけてください。
クレンジングを選ぶ際は、化粧水や美容液と比較するとあまり予算をかけずに商品を選んでしまいがちですが、クレンジングによって使われている技術や由来成分の良し悪しもピンキリです。いずれもそれほど高い買い物ではないので、是非しっかりと吟味してください。良質なクレンジングを使い続ければ、必ずクレンジングの必要性を実感することができるはずです。